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門司港レトロ展望室

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門司港レトロの中でも一番背の高い建築物、門司港レトロハイマート。その最上階にある門司港レトロ展望室に行ってきました。 門司港レトロハイマートの設計は建築家の黒川紀章。展望台から下は分譲マンションで人が住んでいます。 このマンション部分は不動産情報などを見ると売りに出ている部屋があって、1880万円で売りに出されていました。オーナーさんが賃貸に回している部屋もあってその部屋は1ヶ月12万円くらいでした。各部屋からは関門海峡の絶景が見られると思うので借りてみるのもいいと思います。 展望室の入り口は住民の出入り口とは違って横に大きな看板が出ているのですぐにわかります。 展望台入り口では行列ができていました。 普段来ても並んで見るところはあまり見ないのですが、これは 観光に来られた団体さんのようです。入場チケットは展望台に入る時に買うとのことでとりあえずエレベーターが降りて来るまで待ちます。 エレベーターに乗り込めるのは10人ほどでしょうか?。何回かまちました。乗り込むとエレベーターの壁面がガラスになっていて外を見ることができました。このガラス面が関門海峡の方角ではないので門司港の景色なのがちょっと残念ですが展望台で見ればいいので良しとしましょう。 展望台のある31階まで、景色を見ながらだとすぐでした。ここでも行列に並んでチケットを買います。入場料は大人300円でした。展望台としては安いと思います。 吹き抜けという感じではありませんが展望台は広くてとてもきれいです。写真は出口から正面を撮したもので、右の真ん中あたりが入り口です。左の正面が関門海峡です。 窓ガラス越しですがガラスが汚れている感じはなくて見通しが良いです。 標高が103mということですが高所恐怖症の方でも問題なく大丈夫です。全く揺れませんし、見るとわかるように狭苦しさも圧迫感もないです。 門司港駅の方角、右手の不当に豪華客船が停泊しているのが見えます。 関門大橋を見ると裸眼でも橋の上を通過する車が見えますね。 山の上にあるビルマ様式の寺院「世界平和パゴダ」も見えています。 窓ごしの関門海峡は明るくて通過していく船が見えます。通過するスピードが早いので次々に見えてくる船を見るのが楽しいです。 これが夜だと明かりがついてまた違った素晴らしい夜景が見られるのではないかと思

新しくなった門司港駅2。

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新しくなった門司港駅の続きです。 駅の奥に入っていくと正面に改札口があります。(あたりまえ)出入りできるのは4ヶ所で3ヶ所が自動改札。1つが出口専用で1つが入り口専用、真ん中は出入り口と書いてあるので両方向で出入りできるようです。 自動改札の右には木のごつい昔ながらの改札口が残されていましたが使われていませんでした。 改札口の正面の上の方には乗り場案内があって、これを見るとホームは5番線まであるようです。その下に「門司駅・小倉駅には全て停車します。」の表示がありました。門司港駅はターミナル駅なので行き先はすべて同じ方向です。鹿児島本線小倉・博多方面と日豊本線中津方面です。 改札までいかずに待合室の方へ行く壁際に門司港駅の記念スタンプがありました。これは記念になりますね。早速ぺたりと。 四角の囲みに囲まれたスタンプ。 高速道路の記念スタンプは上りと下りでスタンプの形や色が違っていますが、門司港駅は1種類で黒いスタンプだけでした。 専用の紙もおいてありました。 スタンプがあった場所から中に入ると待合室の入り口がありました。「旧小荷物取扱室」だそうです。待合室の中には正面に 大きなスクリーンが設置してあってボタンを押せば説明の映像が流れるようになっていました。椅子は木のベンチで2列、左が7つ、右が9つ合計16個並んでました。4人ほど待っておられました。 待合室の奥の方に行くと 門司港駅の建設当時の設計図が展示してありました。 ここには地元の漫画家 「わたせせいぞう」 氏のイラストが飾ってありました。なんだかとても懐かしい感じの絵です。ハートカクテルの世界。 わたせせいぞう氏の肖像写真もあってお顔は初めて見た気がします。公式サイトによると「本名、渡瀬政造。神戸市に生まれる。生後まもなく北九州市小倉北区に移り住む。早稲田大学法学部を卒業。」とあります。 待合室を出て、ホームの右奥にあるのが、これはブラタモリでも紹介されたのですが、 「関門連絡船通路跡」です。門司港駅で一番見てみたかったのは実はここです。 かつては駅からこの通路を通ると下関までの連絡船乗り場まで歩いて行けたそうです。 歴史を感じるところが残されているのが素晴らしい。 では。