涼やかな風鈴の音色に秋を感じてきた。


風鈴寺と検索すると九州では如意輪寺がまず出てきます。如意輪寺はかえる寺としても知られています。次に出てくるのが田川市の三井寺。先日テレビでも紹介していました。

田川市の三井寺の場所を調べると「田川市石炭・歴史博物館」のすぐ近くで、これならわかるな、と思ったのですが、信号のある交差点の脇道から入っていくので最初は通り過ぎてしまいました。一旦止まって、google mapsで再検索して脇道を発見して入っていきました。

小さな案内板は出ていましたが車で通る時に確認できるほどの大きさではありません。脇道は住宅街に通じる狭い道で、三井寺の入り口はさらに狭くなって車1台がやっと通れるほどの幅で、坂になったがたがたの道でした。

そこを通ると目の前に橋があって左右に小さな駐車場がありました。私は左の駐車場に入れました。

テレビで紹介するぐらいなので参拝客で溢れているかもしれないとは思ったのですが、帰るまでに3組(1組は5,6人いました。2組は2人連れ)しかであることはありませんでした。平日の午前中だったからかもしれません。

駐車場から橋を渡ると奥に色鮮やかな風鈴が見えていました。その左に風鈴に隠れて本堂がありました。本堂の前には冷たいお茶が準備してあって自由に飲めるようになっていました。これはうれしいおもてなし。

通路の左右と上、風鈴のトンネルは50mほど続いていました。この風鈴は訪れた人が買って言葉を書いて奉納するもののようです。

1個500円で短冊の部分に願い事を書き込めるようになっています。地蔵タオルなるものも販売していました。これは四角の白いハンドタオルで図柄にお地蔵さんと「悔いのない日を作っていこう」「あなたは大切な人です」「いつも見ています」などの言葉が書かれています。ここがお寺であることを再確認。

風が吹き始めると風鈴が鳴りはじめ、次第に大きくなっていきます。そのうち耳を覆うほどの大きな音となって体全体を音が包みんできます。風鈴の音しか聞こえなくなります。いっときそんな状態が続いた後、音が小さくなっていき気がつくと風もおさまっています。

真夏に聞く風鈴の音色は涼やかで涼を感じさせてくれますが、9月も中旬となればそこには秋の気配が混じっているようです。残暑はまだ厳しいのですがすぐそこに次の季節がやってきている気配があります。

この風鈴のトンネルが見られるのは5月上旬から9月下旬までということで、風鈴トンネルをみられるのももう少しです。終わりに近くなるほど風鈴の数が多いのではないでしょうか。

風鈴だけでなく境内にはお地蔵さんがたくさんあってトンネルの億には両手を揚げている「ガッツ地蔵」、入り口には「ほほえみ地蔵」がありました。

では。

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