年越しの梅の花
下関市彦島の老の山公園(おいのやまこうえん)。12月30日の朝10時半。
夜が開けきらないうちに激しく降っていた雨が上がって、曇り空からやっと太陽の光が届き始めていました。風は少々冷たいですが、木枯らしというほど強くはありませんでした。
何かと気ぜわしい年末、公園には誰もいないと思ってやってきたのですが、駐車場には3台ほど車が止まっていて、自動販売機の前でストレッチをしている男の方がいました。
駐車場に車を止めて200mばかり下りたところ、山の斜面には梅林があって、ここの梅は年を越す前に咲いていることが多いです。
今冬は暖かいので花はすでに咲いているだろうと期待して見に行ったのですが、期待通り咲いていました。
遊歩道から斜面に下ります。地面はぬかるんではいませんが下草で滑りやすい。
ゆっくりと梅の木に近づいてみると、花びらにたまった雨のしずが太陽の光を反射して明るく光っていました。
枝についた蕾は硬いままのものが多くて、咲いている花はそんなに多くありませんでした。
梅の下で咲いている水仙の花も雨と重力で顔を下に向けています。あたりには誰もいません。風や揺れる木々の音などの自然の音しかしません。あたりはとても静かでした。
では。
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